救われる命 飯塚 潮音 (小6)

 私は最近、とてもかわいそうな、そして、とてもざんこくなニュースを見ました。
 幼い子ども二人が、家に置き去りにされていて、長い間何も食べていなかったのです。家から出られないように、外からテープもはってあったそうです。子どもの泣き声を聞いた同じマンションの住人の人は、児童相談所に何度か連らくをしていたそうですが、児童相談所の人達は幼い子ども二人がいる家に入らなかったそうです。結局、幼い子ども達はねそべったような状態で死亡しているのが発見されました。そして、子どもを家に置き去りにした母親はたいほされました。
 親に置き去りにされて長い間何も食べてなかった子ども達はどんなに苦しかったか、さみしかったか。考えただけで、とりはだがたつようにこわくなります。考えただけでこわいのに、それを私よりも小さい子どもが実際にそのようなひどい目にあったのです。たいほされた母親は、
「子どもに長い間食料をあげないと死ぬことは分かっていた。」
と、言ったそうです。分かっていてなぜやるのか、私には信じられないし、この母親をどうしても許せません。また、幼い子どもの事を児童相談所に連らくした人はどんな気持ちでいるのかと思いました。そして児童相談所の人の記者会見では、
「法律で、強制立ち入りができなかった。」と言っていたそうです。強制立ち入り調査とは、平成二十年四月に「改正児童虐待防止法」で可能となりました。また、強制立ち入りは、保護者が出頭要求に二回応じなかった場合などに児童相談所が裁判所に許可状を請求して行われ、保護者や子どもの氏名が必要とされています。
「保護者や児童の氏名、年れいが分からなかった。」と、児童相談所の人は言っていたそうですが、どうしようもなかった事なのでしょうか。他に助ける方法はなかったのか、と思います。
 最近、児童虐待が増えています。少しでも減るといいです。また、もう少しいろいろな人が児童虐待の事を考えることで、救われる命がたくさんあるのではないかと思います。

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