がんばれ洗濯機くん 永野 萌 (小5)

 私は、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、私の五人家族です。私の家族は、いそがしく毎日が大変です。お父さんとお母さんが働いていて、兄弟で協力しています。がんばっているのは、人間だけではありません。大家族なので、テレビも冷蔵庫もクーラーも大いそがしです。
 でも私が一番がんばっていると思う物は、洗濯機くんです。わが家に洗濯機くんが来たのは、私が生まれる少し前、このマンションに引っこして来た十四年前です。今まで文句一つ言わずに、三百六十五日働き続けてくれました。
 洗濯機くんは、わが家の五人分の洗濯物を洗ってくれます。時には、一日に何回も洗わなくてはいけない時もあります。洗濯機くんが、洗わなくてはならない物は洋服ばかりではありません。金曜日になると、給食用の白衣や、赤白ぼう、それからどろや汗のついたぼうしやユニフォーム、時にはマスクや防災ずきん、洗える物はなんでも、ほうりこまれます。時々、カギやアメの包み紙や、ポケットに入った物もいっしょに、洗われます。洗われた後には、洗濯機くんや洋服に紙がついてしまいます。こうなると洋服をもういちど洗ったり、洗濯機くんもよごれます。だからさいきんでは、ポケットに何か入ってないか確にんすることを心がけています。
 このようになんでもがんばっている洗濯機くんですが、さいきん時々私たちに大声で「入れすぎだよ。ガタガタ、ゴトゴト助けてよ。」と言います。洗濯物が入りすぎると、脱水の時にガタついて大きな音をたてるのです。そんなとき、母は洗濯機くんの所へ行き、「がんばって。だいじょうぶ。」と話しかけます。ガタガタ音をたてると、私も「がんばれ。」と思わず言いたくなります。
 洗濯機くん今までがんばってくれてありがとう。これからもがんばってね。

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